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七夕飾りの由来や意味を理解して心のこもった飾りを作ろう

もうすぐ七夕です。子供の頃には七夕飾りをしたものですが七夕の由来についてご存知ですか?飾りにもそれぞれ意味があるのですって。理解を深めて美しい飾りを作りましょう。

あっという間に暑い夏がやってきそうですね・・・💧

蒸し暑い夏は苦手です。べたべたと不快なのに化粧するから顔もすぐ洗えないし。

そんな私のうっとおしさとは別に、7月は美しいイベントがありますね。そう、七夕です!

七夕飾りなんて、子供が小さなうちしか飾りませんでしたのですっかりご無沙汰しています。

七夕には切なく美しい織姫と彦星の話があったはずですが、そもそもなぜ七夕飾りをするようになったのかしら?

今回は七夕についての由来なども踏まえつつ、七夕飾りを作りたいと思います!

七夕って何?由来はあるのでしょうか?

7月7日は七夕です。

日本で生まれ育って、これを知らない人というのはあまりいないのではないかと思います。そのくらい当たり前に七夕という言葉や笹飾りや「笹の葉サラサラ~♪」という歌が私たちの暮らしに存在していませんか?

この七夕、何のために何をするのか?と聞かれると答えに困ってしまいます。

子供の頃は笹飾りの短冊に願い事を書くと叶うと言われ、毎年ご近所で笹を切っていただいては玄関先に飾りました。
今でも、小さなお子さんのいるご家庭や、幼稚園・学校などでは七夕飾りをしますよね。

hako

願い事に何を書いたのか、その願いは叶ったのか?
全く記憶にない・・・ですわ。

七夕は、日本に古くからある豊作を祈る行事と、奈良時代に中国から伝わった女性の裁縫の上達を願う「乞巧奠(きこうでん)」という儀式と、仏教のお盆などが混ざりあってできた行事と考えられます。

私たちが記憶している、織姫と彦星が年に一度だけ天の川を渡って会うことができる日、というのも中国から伝わった七夕伝説と、日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説とが混ざりあったものと言われます。

この棚機津女とは織物を作る機械を扱う女性のこと。
天から降りてくる水神に捧げるための神聖な布を穢れを知らない女性が「棚造りの小屋」にこもって織る、という習慣があったそうです。

hako

豊作を祈るのは神事。お盆は仏教。
これだけでも神仏融合しちゃってます。
日本には良いとこどり!の何かと何かを融合させたもの結構ありますね。

日本や中国だけでなく、韓国、台湾、ベトナムなどでも星祭りなどと呼ばれ、五節句の一つに数えられます。

笹(竹)飾りの意味や由来

古くから、笹(竹)は根が強く成長が早くまっすぐ伸びるので生命力の象徴とされ、その葉は殺菌力が強いために厄除けとして利用されるなどしてきました。

また、中が空洞になっているのでそこに神が宿るとされ、とても神聖なものとして扱われてきたのです。

今でも神事に笹の葉はよく使われていますね。

hako

神々しいかぐや姫も竹の中にいましたね!

七夕は古くは宮中で笹(竹)を立てて、その周りにお供え物をし錦糸銀糸を飾り、雅楽を奏で和歌を詠むなどして、裁縫の上達を願うお祭りをしてきました。

一般の人々も笹(竹)飾りをするようになったのは江戸時代になってからのことだそうです。

飾るものもにもそれぞれ意味があります。

  • 短冊・・・自分の手で願いことを書きます。もともとは字の上達を願い書かれてきました。
  • 紙衣・・・女子の裁縫の腕が上がりますように。
  • 巾着・・・お金がたまりますように。
  • 投網・・・豊漁でありますように。
  • 屑籠・・・整理整頓。物を大切にできるように。
  • 星飾り・・・星に願いが届きますように。
  • 折鶴・・・家族が長生きしますように。
  • 吹き流し・・・織姫のように機織りが上手くなりますように。
  • 菱飾り・・・天の川をイメージしています。

短冊の色にもそれぞれ意味があるようです。中国の陰陽五行説にならった五色は緑・赤・黄・白・黒ですが、短冊には黒のかわりに紫を使用しています。

色と意味を表にしてみました。

短冊の色意味
緑(青)仁:徳を積むこと。人間力を高めること。
礼:感謝を表す。祖先や父母への感謝の気持ち。
黄色信:信頼。知人や友人との人間関係を大切にする気持ち。
義:義務を全うすること。決まり事を守ること。
智:学業の向上。

飾りにも短冊にも意味があるということを全く知らずにいた自分がなんだか恥ずかしいです。

このような様々な意味を理解して願いを込めて七夕飾りを作ってみたら、心が落ち着くような気がしませんか。

七夕笹飾りをつくろう

さて、七夕の笹飾りをつくってみましょう。

七夕近くになると、花屋さんやホームセンターに笹(竹)を売っているのを見かけます。
それでも、最近は笹飾りを飾る人が激減しているので見つけることが難しいです。

花屋さんに事前に七夕飾りに使用する笹を注文しておく手もありますから問い合わせてみるのも良いでしょう。
注文の際にはサイズなどもしっかり伝えておく必要がありますよ。

近くに笹薮を見かけたことのある方は、所有者にいただけるか聞いてみたら良いと思います。
間違っても勝手に切り取ったりしないでくださいね。

カラフルな飾りはやっぱり折り紙で作りましょう!

豊漁を願う投網・・・豊かな食や暮らしを祈りましょう。
互い違いにギリギリのところまで切り込みを入れると開いたときにより柔らかな感じに仕上がります。
子供の頃は開く時に破いてしまうことが多かったです💧

菱飾り・・・天の川をイメージして、小さ目の折り紙をグラデーションにして作ってみました。
菱型だけでなく三角形をつなげたり、いろいろ出来ます。
子供の頃は七夕飾りにもクリスマス会や誕生日会の飾りなどでも必ず登場したリング飾り。これも細く小さ目のリングで色をグラデーションにして作り、川の流れを表現してみます。

星飾り・・・子供の頃は折り紙を星形に切ることしか考えつかず。しかも星の形にするのってとても難しかったです。
今の私なら、こんな立体感のあるちょっと手間のかかる星飾りが作れます!
動画で作り方が見られるって素晴らしいですよね。
立体感があるので高級感もあって、大人っぽい飾りができそうです。

お裁縫が上手になるように願う紙衣・・・私の子供の頃の飾りには紙衣が登場したことはありません💧
七夕飾りに紙衣を飾るということすら知らずにいました。
私は裁縫嫌いではありませんが、母が和裁のプロでしたので私の出来では満足できなかったようで、いまだに「裁縫が苦手な娘」と思われています。
紙衣を七夕に飾るというのをもっと早くに知っていたら、母も満足できるくらいの裁縫上手になっていたかもしれません。
今さらかもしれませんが、紙衣を飾って裁縫上手を目指します!
きれいな和柄の折り紙で作って飾ったら、何とも愛らしい飾りになること間違いなしです。

今は折り紙のサイズも、色柄も、紙質もいろいろありますから、自分のイメージ次第でたくさんの工夫が凝らせます。

短冊も、裏表色の付いたものを用意するとより華やかで上品に見えますね。
「穏やかに平和に暮らせますように」そんな願い事を書きたいと思います。

提灯野菜も七夕飾りでは定番です。小さ目サイズでつくると可愛らしい飾りになりますね。けれどなぜ提灯?野菜?と思いませんか。
豊作祈願の意味や神様や先祖へのお供え物の意味合いがあるそうです。
明かりを灯してご先祖様に気付いていただくこと。何よりも豊かな実りが人々の生活を支えているのだから豊作を願い、今までの幸せを感謝する。といったことが大切なのではないでしょうか?

一つ一つ丁寧に心を込めて作った飾りで、七夕を迎えましょう。

七夕が終わったら。願いを込めた短冊は神社でお焚き上げをしてもらうのが良いと思いますが、そこまでせずとも、分別して白紙に包んでごみに出すなどして処分しましょう。

七夕の食べ物

七夕にはそうめんを食べるという風習があるのをご存知ですか?
この歴史は意外に古く、1000年も前からある行事食なのだそうです。

そうめんを織姫が使う糸に見立てているとか、天の川を表しているとかいろいろ説はあるようですが。

平安時代にはそうめんの原型とされる「索餅(さくべい)」が七夕の儀式に供えられたという供えられたという記述があるそうです。
この索餅とは小麦粉とコメの粉を練って縄の形にしたもので、中国から伝来した食べ物です。和名を「麦縄(むぎなわ)」と言います。

夏に美味しいのがそうめんですから、暑い7月、暑さ負けしないように美味しいそうめんを食べて元気に過ごそうという意味合いもひょっとしたらあるのかもしれません。

ちなみに、そうめんを一束ゆでると数本色のついたものが見られますね。
色がついているそうめんは、七夕の五色の短冊と同じように陰陽五行説に由来した厄除けの意味が込められているそうです。

全国の七夕祭り

お家に飾る七夕とは別に、全国各地で賑やかに催される七夕祭りもあります。

有名どころをいくつかご紹介します。

神奈川県平塚市 湘南ひらつか七夕まつり

350万人を超える来場者がある平塚の七夕まつりです。
ド迫力の七夕飾りが商店街の通りを中心に一面に飾られていて、来場者が皆上を向いているいている姿が何とも印象的。
大きな飾りと竹を取り付ける作業も圧巻ですよ。

宮城県仙台市 仙台七夕まつり

伊達政宗公の頃から続く七夕まつり。
仙台市内は3000本以上の豪華な笹飾りで賑わいます。

東京都杉並区 阿佐ヶ谷七夕まつり

個性的なモチーフの飾りが目を引く阿佐ヶ谷七夕まつり。
その年の流行りものなどが飾られたりもして、楽しいですね。

秋田県能代市 能代七夕

七夕というのとはちょっと趣が違うような・・・気もしますが。
電気の普及とともにを消した城郭灯篭が2013年に復元されました。高さ24メートルもの城郭が光を放って街を練り歩きます。
あまりの大きさに、七夕と名がついていないとなんだかわからないかもしれませんよね。

まとめ

七夕は子供のする行事。大人になったら七夕まつりに出かけて賑やかに大きな飾りを眺めながら、飲んで食べて・・・と楽しむもの。

そんな風に思っていたのは私だけかもしれませんが、七夕の由来を探ると、飾り一つ一つにも大切な意味が込められていることがわかりました。
七夕まつりもただ賑やかに人を集めるものではないのですね。

まとめます。

  • 七夕は、豊作を願う儀式と乞巧奠という女性の裁縫の上達を願う儀式、お盆などが混ざりあって今のようになった
  • 笹には強い生命力や殺菌力があるので、成長を願い厄除けの意味も込めて使用される
  • 笹飾りにはそれぞれ意味がある
  • 七夕の食べ物はそうめん

何でも簡単に手に入る現在だからこそ、一つ一つを丁寧に心を込めて作るということに大きな魅力を感じます。

今年は、折り紙選びからじっくり吟味して七夕飾りを作り、七夕の日にはオクラの星をちりばめたそうめんを食べようと思います。

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